パイアには、“旅先の小さな恋”みたいな魅力がある。
大都市のような圧はなく、観光地の典型的な派手さとも違います。古い町の骨格がありながら、店先には今の気分がちゃんとある。カラフルな建物、ちょっと覗きたくなるブティック、ゆっくり入りたくなるカフェ。パイアは、強く迫ってこないのに、気づくと好きになっている場所です。だからこの町は、短い滞在でも印象に残ります。
マウイの旅では、目的地に向かう途中で美しい場所に出会うことがあります。パイアは、まさにそういう町です。ここを“ただの通り道”として扱うのは少し乱暴かもしれません。小さくて、色があって、少しだけ気取っていて、でもちゃんとローカルの体温がある。パイアは、立ち寄るだけで旅が急におしゃれになる町です。
大都市のような圧はなく、観光地の典型的な派手さとも違います。古い町の骨格がありながら、店先には今の気分がちゃんとある。カラフルな建物、ちょっと覗きたくなるブティック、ゆっくり入りたくなるカフェ。パイアは、強く迫ってこないのに、気づくと好きになっている場所です。だからこの町は、短い滞在でも印象に残ります。
パイアの価値は、何か巨大な名所があることではありません。むしろ、旅の途中にこういう町があることで、ハワイの印象が一気に洗練されます。ビーチと火山だけではない、食と店と人と空気のハワイ。パイアに立ち寄ると、旅が“観光”から“滞在”へ少し変わるのです。いい町を一つ知っているだけで、その島を好きになる理由は増えます。
パイアのいいところは、時間帯を選ばないことです。朝ならまだ静かな町の表情があり、午後なら少し賑わいが出て、夕方なら“今日はいい日だった”と思える柔らかさがあります。派手なイベントはなくても、ちゃんと一日のどこかに入り込める。旅程の中にそういう町があると、一日がぐっと自然に流れます。
王道の絶景ももちろん素晴らしい。でも、少しだけ視線をずらして、自分の好きな町を見つける旅はもっと楽しい。パイアは、そういう意味でとても魅力的です。ここが好きだと言えると、マウイの旅は少しだけ自分のものになります。誰かに教えたくなるけれど、あまり混みすぎてほしくない。そんな、ちょうどいい愛され方をしている町です。